Monthly Archives: 9月 2012

品質スコア(品質インデックス)を上げる方法|掲載順位は品質で決まる

この記事を読むのに必要な時間:03分18秒

今回は、リスティング広告の掲載順位についてお話しします。

SEOでも同じことが言えますが、リスティング広告も上位に掲載されることによって、クリックされる可能性は高まります。
それでは、この掲載順位はどうやって決まるのでしょうか?
それをお話しする前に、まずリスティング広告の料金形態について説明します。

リスティング広告の料金はオークション形式
リスティング広告は、クリック単価を広告主自身が管理画面を操作することによって簡単に決めることができます。(変更も簡単に行えます。)

クリック単価という言い方をするのは、リスティング広告は基本的にユーザーにクリックされることではじめて料金が発生する(広告主がGoogleやYahoo!に広告料を支払う)システムだからです。
つまり、マス広告や純広告と違い、掲載されただけでは料金は発生しません。

このクリック単価は、入稿したキーワードに対して、1クリック当たりいくらまで広告料を出すか?というオークションと同じような入札形式で成り立っています。しかし、リスティング広告は、単純にクリック単価を上げれば上位に掲載されるわけではないのです。

品質スコア(品質インデックス)を制する者は、リスティング広告を制する
リスティング広告の掲載順位には、Googleアドワーズでは『品質スコア』Yahoo!リスティング広告Yahoo!プロモーション広告では『品質インデックス』というものが大きく関係してきます。

品質スコア、品質インデックスとは…
キーワードに対するGoogleやYahooからの評価で10段階で表されます。
Googleの品質スコア、Yahooの品質インデックスは10段階で表されているイラスト


品質スコアの表示方法
品質スコア(品質インデックス)は、管理画面のキーワードの項目で確認することができます。初期設定で表示されない場合は、下記の手順で表示させることができます。(Yahoo!プロモーション広告の場合は初期設定で表示されています。)

Googleアドワーズで品質スコアを表示させる方法のイラスト
※クリックで拡大できます。
Googleアドワーズの管理画面は告知なしで随時変更されていくため、多少表示内容が異なるかもしれません。(2012年9月28日現在)

品質スコアの決定方法
では、次にこの品質スコアはどうやって決まるのでしょうか?


よくわかりませんね。笑
でも実はとても当たり前のことなのです。

要は、入札したキーワードが広告文のタイトルや説明文、リンク先のページに入っていればOKということです。

しかし、入札キーワードを広告のタイトルや説明文に入れるだけでは品質スコアは上がりません。実は、品質スコア、品質インデックスで一番大事なのは、『クリック率』なのです。このクリック率が要因の大半を占めています。

つまり、品質スコア(品質インデックス)を上げるには、いかにユーザーに広告をクリックしてもらうか、ということになるわけです。

検索順位を決める要因である広告ランク
さらにもうひとつ検索順位を決める要因として、大事になってくるのが『広告ランク』というものです。(※Googleアドワーズのみ)

広告ランクとは…
広告ランクは、広告の掲載順位を決めるためにGoogleアドワーズが使用する値で、以下のような計算式で成り立ちます。

広告ランクの計算式
入札価格 × 品質スコア = 広告ランク

例えば…
入札価格が35円で品質スコアが8の場合、
35円 × 8 = 280
これが広告ランクとなります。


ライバルが50円で入札していても品質スコアが4の場合、広告ランクは200となるので、入札価格は自分の方が安いのですが、実際にはライバルよりも自分の広告の方が上位に掲載されるのです。


入札価格だけを見ると
ライバルA → ライバルB → 自分
という順番で掲載されるはずですが、実際は広告ランクで順位が決まるため、
自分 → ライバルB → ライバルA
この順番で掲載されるのです。


つまり、広告ランクが高ければ高いほど上位に掲載されるというわけです。こう見ると、品質スコアがいかに大切かわかると思います。

Yahoo!プロモーション広告では広告ランクという考え方はありませんが、広告の掲載順位は、やはり入札価格とキーワードの品質インデックスに基づいて決定されています。

このようにリスティング広告における掲載順位の決定方法は、ややこしいように見えて、実はとてもシンプルな仕組みなのです。
広告費を抑えて上位掲載を狙うには、とにかく品質スコア、品質インデックスが大事なのです。キーワードの品質を上げれば上げるほど安いクリック単価で上位掲載されるのです。

それでは、まとめます。

今日のまとめ
リスティング広告の掲載順位は、広告ランク(Googleアドワーズのみ)が高いものから順に掲載される。

広告ランクを上げるには…
・入札価格を上げる
・品質スコアを上げる
このどちらかを満たせば良い。

品質スコア、品質インデックスを上げるには、広告のクリック率を上げれば良い。


品質スコアで一番大事なのは、『クリック率』。つまり、いかにお客さまにクリックしてもらえる広告を作るかが鍵となるわけです。

しかし、その反面、リスティング広告は(大企業のブランディング施策なら話しは別ですが)クリックされることがゴールではありません。商品の購入や資料請求、見積り依頼などのアクションを起こしてもらわなければなりませんので、「クリックされる広告を作る」ということにフォーカスしてしまうと、クリックはされるけど、全然コンバージョンに繋がらない… という結果になりかねません。バランスが大事ですね。


今日は以上です。
いつもありがとうございます!


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クローラビリティ対策。誰にも見られることのないページ作っていませんか?

この記事を読むのに必要な時間:03分13秒

いよいよ今日はiPhone5の発売日!
ちなみに予約しましたが未だ連絡がありません…。3GSのバッドコンディションが最高潮に達しているので待ち遠しいです。

それでは、本題。
みなさん、クローラビリティという言葉を聞いたことがありますか?

クローラビリティとは…
簡単に言うと、GoogleやYahoo!のような検索エンジンのクローラー(ロボット)にページをしっかりとインデックス(認識)されるようにする対策のこと。


みなさんのWebサイトはいかがでしょうか?構造がゴチャゴチャしていませんか?お客さまが求めている情報に迷うことなく導ける構造になっていますか?

クローラビリティをチェックする簡単な方法
それは、自分以外の人、友人や家族に試してもらうことです。あなたが指定したページに迷うことなく辿り着ければ問題ないでしょう。
もし、なかなか目的のページが見つけられないようでしたら要注意です。
きっと検索エンジンのクローラーもあなたの知人のように迷ってしまいます。そして、すべてのページをチェックする前に別のサイトへ行ってしまう可能性が高いです。

クローラビリティよりもユーザビリティ
まずは、クローラーを意識した… という考え方をやめましょう。大原則としてお客さまが迷わないサイト構築が大前提となります。
お客さまが迷わないサイト = クローラビリティにすぐれたサイトと言っても過言ではないと思います。


では、具体的な対策に移ります。
サイト制作の前に設計図をしっかりと作らず、とりあえずで制作を始めてしまうとまとまりのない構造になりがちです。
Googleもサイトのナビゲーション(ユーザーが目的のページへ迷うことなく辿り着けるように手助けする機能)をわかりやすくすることを推奨しています。

具体的な対策その1 ディレクトリ構造
具体的には、まずディレクトリ構造です。
制作前にコンテンツのカテゴリ分け等のルールを決めて、後から新しいカテゴリを追加することになっても問題なく対応できるようなディレクトリ構造にしておきましょう。

ユーザビリティ、クローラビリティに富んだWebサイトのナビゲーションを意識した構造をイメージした画像
以下のようなディレクトリ構造をたまに見かけますが、ファイルをそのままルート・ディレクトリ(一番上のディレクトリ)に置くのではなく、上記のようにコンテンツと関連した単語を使いディレクトリ分けしましょう。

ユーザビリティ、クローラビリティを意識していないWebサイトのナビゲーション構造をイメージした画像
また、お客さまはイレギュラーな動きをすることが多々あります。
例えば、僕も頻繁にするのですが、
http://www.akagami.jp/seo/www.html
のURLの一部(www.html)を削除して、
http://www.akagami.jp/seo/
SEOというカテゴリの一覧を見ようとすることがよくあります。

URLの一部を削除してカテゴリの一覧ページヘ飛ぼうとするユーザーの動きを表した画像
このときに、
http://www.akagami.jp/seo/
このURLを設定していないため、ユーザーにエラーページを返してしまうのはユーザビリティに富んだサイトとは言えません。想定できる範囲で対策しておきましょう。

具体的な対策その2 パンくずリスト
次にパンくずリストです。

パンくずリストとは…
ユーザーがサイト内のどこにいるのか迷わないように視覚化するもので、童話の『ヘンゼルとグレーテル』で、主人公が森で迷子にならないよう道にパンくずを置いていった、というエピソードからつけられています。
パンくずリストがあると、ユーザーは簡単にひとつ前のディレクトリやトップページに戻ることができます。


最近のユーザーの動きから、パンくずリストを使ってページを行き来するのかどうか疑問ではありますが、ないよりもあったほうがユーザビリティ的には良いのではないかと思います。
また、パンくずのようなナビゲーションのリンクは、画像などを使わずテキストリンク主体にするとユーザーもクローラーも見つけやすくなります。

ユーザビリティを意識していないナビゲーションがもたらす結果
クローラビリティの話しに戻りますが、構造が複雑なため、クローラーが見つけることができないページはインデックスされません。そうすると…

クローラーに巡回されないページ

クローラーにインデックスされないページ

検索結果に出ないページ

この世に存在しないページと同じ…


せっかく作ったページが誰にも見られることのないページだなんて悲しすぎます…。

それでは、まとめます。

今日のまとめ
Webサイトの構造は、お客さまが迷わない構造を心がけましょう。お客さまを意識すると自然とクローラーに対しても巡回しやすい構造になります。

具体的には、ディレクトリ構造とパンくずリスト。
ディレクトリ構造は、ファイルをそのままルート・ディレクトリに置かず、コンテンツと関連した単語を使い分けること。

パンくずリストをテキストで設置して、お客さまが今どこにいるのか目印を置く。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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リスティング広告、キャンペーンをデバイスごとに分けないといけない理由

※こちらの記事は、エンハンストキャンペーン、ユニファイドキャンペーン移行前の記事となります。現在は、ひとつのキャンペーンで、すべてのデバイスを管理できる仕様となっています。

この記事を読むのに必要な時間:01分10秒

いよいよiPhone5の発売日が9月21日に決定しました!
3GSの調子がとんでもなく悪いので、こんなに新作を待ち遠しく思ったのは初めて。あと一週間!

さて前回、リスティング広告の構成についてお話しさせていただきました。
今回は、一歩進んでキャンペーンの設定についてです。

リスティング広告はデバイス毎に広告を掲載することが可能
Googleアドワーズ、Yahoo!リスティング広告ともに新しいキャンペーンを作成する際に、デバイスを設定することができます。
ここで言うデバイスとは、 パソコン、モバイル、スマートフォン、タブレットのことを指します。

要は、どのデバイスで広告を表示させるか選択できるということです。
デフォルト仕様(操作や設定を何も行わなかった際に適用される設定値)のままですと、使用可能なすべてのデバイスで広告が表示される設定になっています。

初心者の方には、すべてのデバイスで広告を出す設定が推奨されているようですが、デバイスの設定はきっちり分けましょう。
特に、Yahoo!リスティング広告の場合、後からこの設定を変更することができませんので要注意です。

Googleアドワーズ ※クリックで拡大
Googleアドワーズのデバイス設定画面画像
Googleアドワーズの管理画面は告知なしで随時変更されていくため、多少表示内容が異なるかもしれません。(2012年9月14日現在)

Yahoo!リスティング広告 ※クリックで拡大
Yahoo!リスティング広告のデバイス設定画面画像
Googleアドワーズの管理画面は告知なしで随時変更されていくため、多少表示内容が異なるかもしれません。(2012年9月14日現在)

なぜデバイスを分けるべきなのか…
当然の回答ですが、各デバイスでの成果を確認するためです。
特にスマートフォンの普及率は驚異のスピードです。最初の段階でデバイスを分けておく方が得策と言えます。

ですので、キャンペーン作成はデバイスごとに、例えば、
レーシック PC
レーシック スマートフォン
レーシック 携帯
このように分けて設定しましょう。

今日のまとめ
リスティング広告のキャンペーンは、デバイスごとの成果を測るために、必ずデバイスを分けて設定しましょう。

Googleアドワーズは後から変更可能ですが、Yahoo!リスティング広告は変更不可能です。



今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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リスティング広告の構成で気をつけなければいけないポイントとは?

この記事を読むのに必要な時間:01分51秒

今日は、リスティング広告の基本的な構成についてお話しします。

シンプルな3つの構成から成り立つリスティング広告
リスティング広告は、「キャンペーン」「グループ」「キーワード」と3つの構成で成り立っています。
リスティング広告を始めるには、まずこの構成を理解しないといけません。と言っても難しいことなど何もなく、とてもシンプルな構成で成り立っています。

それぞれの分類でできること

「キャンペーン」でできること
複数の広告グループから構成されます。

地域や言語、配信場所、配信デバイス(パソコン、携帯、スマートフォン、タブレット)、予算、掲載期限、ターゲット設定などができます。

広告グループを包括する大分類ですので、シンプルでわかりやすい分類、名称をつけることが必要です。

「グループ」でできること(キャンペーンの下層に位置します。)
複数のキーワードと広告文から構成されます。

広告の作成、キーワードの設定、グループ単位でのクリック単価設定

キーワードを包括する中分類ですので、シンプルでわかりやすい分類、名称をつけることが必要です。

「キーワード」でできること(グループの下層に位置します。)
キーワード個別単位でのクリック単価設定

商品やサービスに関連したキーワードや複合キーワードを登録します。ユーザーがここで登録したキーワードを検索エンジンに入力すると、広告グループで設定した広告が表示されます。


例えば、テレビの販売で広告を出すとこのような構成になります。

リスティング広告の構成イメージイラスト
このような構成を商品やサービスごとに作成していきます。
テレビと同じように電子レンジキャンペーンやホームシアターキャンペーンなどを増やしていくイメージです。

構成を間違えると後々面倒なことに…
例えば、『家電全般』を扱う業種の場合、キャンペーンを「家電」、グループを「テレビ」などと設定してしまうと、グループの量が多くなり過ぎて、広告掲載開始後に行うさまざまなメンテナンスの効率が悪化します。この場合は、上記のように、キャンペーンを「テレビ」、グループを「液晶テレビ」「プラズマテレビ」などで分けるといいでしょう。

『テレビ』だけを扱う業種でしたら、キャンペーンを「液晶テレビ」、グループを「液晶テレビ 通販」「液晶テレビ SONY」「液晶テレビ 型番」のように設定すると、管理がしやすく効率的です。大事なのはバランスで、取り扱う商品やサービスによって方法は変わるのです。

リスティング広告はとてもシンプルな構成ですが、最初の設計図をしっかり描かないと、あとでとても管理しにくい構成になってしまいます。

今日のまとめ
リスティング広告は、
・キャンペーン
・グループ
・キーワード
の3つの分類から成り立ち、それぞれで設定できることが違います。

商品やサービスに合わせたシンプルでわかりやすい分類、名称が必要です。



いつもありがとうございます!


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